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Chillin by LOSTCITY

こんにちは。

LOSTCITY代表の吉田 剛です。

今回はLOSTCITY2号店のChillinの内装のお話しに入っていきたいと思いますが、そもそもDIY美容室とはなんなんだ?

と思う方もいらっしゃるかと思いますがDIYとは”do-it-yourself”の略で直訳すると「自分自身でやる」ということになりますが

僕は小さい頃から物作りが好きでアクセサリーや裁縫、ブロックや木を使って部屋の模様替えをしたり、今思えば昔からデザインを考えそれを具現化することが好きでした。

美容師になってヘアスタイルを作ることも同じです。

髪質、容姿、ファッション、雰囲気から読み取れるその人の色、素材を見極めライフスタイルに合わせイメージし具現化するまでのプロセスを逆算しながら組み立ていく。

そんな作業が幼い頃からの遊びの中で構築され、より良いものを追求するうちにこだわりが生まれ、今となってはお客様が過ごす空間まで自分で手がけてしまいました^^

内装業者に頼むと似たり寄ったりのお店になるしこだわりを出すと費用もかかる。

この際自分の納得のいくお店を自分の手で作ってやろう!

そも方が来て下さるお客様も楽しんで貰えるはず。

そう思って始めたことが”DIY美容室”です。

Chillinのお店は最初はまさしく事務所仕様でした。

初めて内見した際はあまりピンと来なかったんですがなんだか気になる部分があって、再度内見に行きました。

写真の時点では事務所仕様なので天井が低く美容室としては圧迫感があるなと感じましたが、どうしても天井を抜いた場合の空間が気になり脚立を持参し覗き込んで見ました。

すると予想通り頭2〜3個分の空間が天井裏に広がっており、上をみて下を見て、上をみて下を見てと繰り返しているうちに一気に内装のイメージが固まりこの物件に決めました。

一度は見送った物件でしたがとてもいい物件に出会えたなぁと嬉しかった気持ちを覚えています^ ^

その後物件契約の手続きを済ませ実際に施行に入るんですがその間も早く天井を抜いた状態を見たくてワクワクしていましたw

天井を抜く作業(解体作業)は1号店の経験もあり3日で終わり、余分な壁やスペースも全て取り除きスケルトン状態に。

ここまでで役1週間。

オープンまでの期間は1ヶ月半。

スケルトン状態から再度頭の中でイメージを固め直しオープンに間に合うように施行内容のスケジュールを立てていきますがこれからが常に時間との勝負!

頭も体もフル回転の毎日です(>人<;)

いよいよ造作に入れると思いテンションMAX。

と、思っていましたが天井の掃除で大苦戦。。。

銀色のデッキの部分の掃除とフワフワの石綿という部分の塗装作業。

泥水を被りながらひたすら掃除をして塗装の下準備のマスキングという作業、石綿に下地の塗料を噴いて黒の塗料を噴いて全体にクリアー剤でコーティング。

このベースを作るまでで既に半分の期間を費やし早くもピンチ!

こだわり出すとキリがないと自分に言い聞かせ次の作業に移りましたが、次の作業もまた。。。(−_−;)

前からやりたかった施行ですが天井に木の板を吊りそこに電気を仕込む事です。

デザインも施行の仕方も自分なりに色々模索しながらやりましたが、まーこれも本当大変でした(^^;;

天井のデッキプレートとコンクリートにハンマードリルという工具で穴を開けてアンカーで板を吊るんですが、多分150〜200箇所は開けたと思います。

もう、メンタルも体もボロボロです。正直作業を振り返ると毎度トラウマ状態で大変な思い出しか出てきません(^◇^;)w

その分毎度完成した時の達成感も本当に頑張ってよかったなと、やらないと味わえない喜びと感動を感じています。

それほどに今回の内装は天井に力を注ぎましたが納得の仕上がりです。

次にシャンプーブースの床上げ作業にトイレやストックルーム、スタッフルームを作り什器類を設置。

床材を貼り壁を漆喰で塗り仕上げといった流れですが、本当に毎日毎夜、6月1日オープンの日の朝方まで作業していました。

あの日の朝の朝日を見ながらの帰宅時はヘトヘトなはずなのになぜか全く疲れを感じずむしろ今までに感じた事のないほどの清々しい朝でした。

そんなこんなで出来たお店Chillin by LOSTCITY

ご来店の際はDIY美容室という手作りのお店としても楽しんでお過ごしいただければ嬉しく思います(^_^)☆

 

 

DIY美容室Chillin by LOSTCITY

代表 吉田 剛

 

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